予防接種は子どもだけのものではありません。成人にも推奨されるワクチンは多く、年齢やライフステージに応じて接種すべきものが変わります。特に、小児期のワクチン効果は時間とともに減衰するため、破傷風は約10年で追加接種が必要になり、風しん・麻しんも世代によっては十分な免疫を持っていない場合があります。適切なタイミングで接種しなければ、自身の重症化リスクだけでなく、周囲への感染拡大にもつながりかねません。
帯状疱疹ワクチンはB類疾病の定期接種に追加され、65歳を対象に公費助成が受けられるようになりました。使用ワクチンは生ワクチン(ビケン・1回接種)と不活化ワクチン(シングリックス・2回接種)の2種類があり、予防効果はシングリックスが約97%と高い一方、費用は自治体の助成を受けても2回で約2万円前後です。高齢者の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)も65歳から定期接種の対象で、肺炎による入院リスクを大幅に下げられます。インフルエンザワクチンは毎年10〜11月の接種が推奨され、65歳以上は定期接種として一部公費負担で受けられます。昭和37〜53年度生まれの男性は風しん抗体検査と予防接種が原則無料(クーポン利用)で受けられる追加的対策も実施されています。
List Withでチェックリストを作成すれば、夫婦や家族で接種状況を共有できます。「帯状疱疹は夫が済み・妻は来月予約」「インフルエンザは家族全員10月に予約済み」といった管理が一目でわかり、接種忘れを防げます。
年代を選んで推奨ワクチンを確認
インフルエンザ・新型コロナ・肺炎球菌・帯状疱疹など、65歳以上を対象とした公費助成付きの定期接種。自治体により自己負担額が異なる
インフルエンザワクチン(毎年)
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65歳以上は定期接種(B類)で公費助成あり。それ以外の成人も毎年の接種を推奨
毎年10〜11月に接種が推奨。効果発現まで約2週間。65歳未満は任意接種(自費3,000〜5,000円程度)
MRワクチン・破傷風追加接種・HPVキャッチアップ・帯状疱疹(50歳以上)など、年齢やリスクに応じて推奨される任意接種。全額自費だが重要性は高い
麻しん風しん混合(MR)ワクチン
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接種歴が1回以下または不明な方に推奨。妊娠前の女性は特に重要(先天性風しん症候群の予防)
生ワクチンのため妊娠中は接種不可。接種後2ヶ月の避妊が必要。費用は自費で8,000〜12,000円程度
破傷風トキソイド(追加接種)
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小児期の接種から約10年で効果が減衰。10年ごとの追加接種で免疫を維持
1968年以降生まれの方は追加1回(約3,000〜5,000円)。1967年以前生まれは基礎免疫がない場合があり、3回接種が必要
HPVワクチン(キャッチアップ接種)
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積極的勧奨の差し控えで接種機会を逃した方が対象。子宮頸がん予防に有効
平成9〜20年度生まれの女性が対象。公費接種の期限は自治体に確認。3回接種で完了
B型肝炎ワクチン
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医療従事者・介護職など感染リスクの高い方に推奨。3回接種で完了
任意接種(自費・1回5,000〜8,000円程度)。抗体価が基準値以下の場合は追加接種を検討
A型肝炎・狂犬病・腸チフス・黄熱など、海外渡航先や職業上のリスクに応じて必要になるワクチン。渡航の4週間以上前に接種開始が理想
A型肝炎ワクチン
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東南アジア・アフリカ・中南米への渡航者に推奨。食品・水を介して感染
2〜4週間隔で2回接種し、6ヶ月後に追加接種。渡航の4週間以上前に接種開始が理想
狂犬病ワクチン
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狂犬病流行地域への渡航者や動物と接触する職業の方に推奨。発症後の致死率はほぼ100%
渡航前に3回接種(0日・7日・21または28日)。動物に咬まれた場合は接種済みでも追加接種が必要
腸チフスワクチン
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南アジア・東南アジア・アフリカへの長期滞在者に推奨
渡航の2週間以上前に接種。日本国内では輸入ワクチンを取り扱う医療機関で接種可能
黄熱ワクチン
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アフリカ・南米の黄熱流行地域への入国時に証明書(イエローカード)が必要な場合あり
検疫所での接種が必要。1回接種で生涯有効。接種証明書は接種10日後から有効
過去の接種歴確認・かかりつけ医への相談・自治体助成の確認・持ち物準備など、接種当日までに済ませる事前準備
過去の接種歴を確認
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母子手帳や過去の記録で接種歴を把握。不明な場合は抗体検査で確認可能
かかりつけ医に相談
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持病や服薬状況によって接種可否が変わる。接種スケジュールの個別相談が重要
自治体の助成制度を確認
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定期接種以外にも独自の助成制度がある自治体が多い。費用が大幅に軽減される場合も
お住まいの市区町村の公式サイトまたは保健センターに問い合わせ
健康保険証を持参
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予防接種の費用精算や公費助成の適用確認に必要。自治体の助成を受ける場合は住所確認にも使用されます
接種券・クーポン券を持参
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定期接種や風しん追加的対策の場合、自治体から届いたクーポンが必要
届いていない場合は自治体に問い合わせ
予診票を事前記入
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当日の問診がスムーズになる。体温・体調・アレルギー歴を正確に記入
30分の経過観察・接種記録の保管・次回スケジュール管理・家族間の接種状況共有など、接種完了後のフォローアップ
接種後30分の経過観察
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アナフィラキシーなどの急性副反応は接種後30分以内に発生しやすい
接種記録を保管
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接種日・ワクチン名・ロット番号を記録。次回接種のスケジュール管理に必須
次回接種スケジュールの確認
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複数回接種のワクチン(シングリックス・B型肝炎等)は間隔管理が重要
家族と接種状況を共有
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家族全員の接種状況を把握し、未接種のワクチンがないか互いに確認
ご自身の年代に合わせて表示を切り替えます
推奨される予防接種と定期・任意の区分を確認します
「このリストで管理を始める」ボタンでマイリストを作成します
家族とリストを共有し、接種状況をリアルタイムで確認しましょう
大人に推奨される主な予防接種は、毎年のインフルエンザ、65歳以上の肺炎球菌・帯状疱疹(定期接種)、10年ごとの破傷風追加接種、接種歴が不十分な場合のMR(麻しん風しん混合)ワクチンなどです。渡航先によってはA型肝炎・狂犬病・黄熱なども必要になります。かかりつけ医に接種歴を相談し、必要なワクチンを確認しましょう。
50歳以上であれば任意接種が可能で、65歳の方は定期接種(B類・公費助成あり)の対象になりました。ワクチンはビケン(生ワクチン・1回)とシングリックス(不活化・2回)の2種類があり、シングリックスは予防効果が約97%と高く効果も10年以上持続します。費用や副反応を含め、かかりつけ医と相談して選択しましょう。
65歳以上の定期接種(インフルエンザ・肺炎球菌・帯状疱疹・コロナ)は公費助成があり、自己負担は自治体により数千円程度です。任意接種は全額自費で、インフルエンザ約3,000〜5,000円、MRワクチン約8,000〜12,000円、シングリックス2回で約4〜5万円が目安です。自治体独自の助成制度があるケースも多いので、お住まいの市区町村に確認してください。
はい。小児期に接種した破傷風ワクチンの効果は約10年で減衰するため、10年ごとの追加接種が推奨されています。1968年以降生まれの方は追加1回で免疫を回復できます。1967年以前生まれの方は基礎免疫がない可能性があり、3回の接種が必要な場合があります。費用は1回約3,000〜5,000円です。
昭和37〜53年度生まれの男性は、過去に風しんの公的接種の機会がなかったため、厚生労働省がクーポン券を配布し、抗体検査と予防接種を原則無料で実施しています。職場の健康診断と同時に抗体検査を受けられる場合もあります。対象の方はクーポンの有効期限内に受検しましょう。
はい。医師が必要と認めた場合、複数のワクチンを同日に異なる部位へ接種できます。例えば、帯状疱疹ワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能です。ただし、生ワクチン同士は27日以上の間隔が必要な場合があるため、接種スケジュールはかかりつけ医に相談してください。
20〜49歳・50〜64歳・65歳以上の年代を選ぶだけで、その時期に推奨される予防接種が定期・任意の区分とともに一覧で確認できます。
インフルエンザ・帯状疱疹・肺炎球菌の定期接種から、風しん・破傷風の追加接種、海外渡航向けワクチンまで。費用目安や接種間隔も記載しています。
URLを共有するだけで家族間の接種進捗を一元管理。「夫は帯状疱疹済み・妻は来月予約」など、世帯全体の接種状況が一目でわかります。