マラソン大会当日は緊張と興奮で、意外な忘れ物をしがちです。ナンバーカード(ゼッケン)や計測チップを忘れると出走できないことも。ランニングシューズ・ウェア・ソックスの基本装備に加え、安全ピン、ワセリン(擦れ防止)、補給食(エネルギージェル)など、レース特有の持ち物もしっかり準備しておく必要があります。このチェックリストでは、フルマラソンとハーフマラソンそれぞれに必要な持ち物をカテゴリ別に整理しています。
フルマラソンでは長時間のレースとなるため、補給食の準備が特に重要です。30km以降のエネルギー切れ(ハンガーノック)を防ぐために、エネルギージェルを3〜4個、塩分タブレットも用意しておきましょう。ハーフマラソンでは補給食は1〜2個で十分ですが、それでも給水所の位置と合わせて計画を立てておくと安心です。また、大会会場は広く、荷物預けのトラックと着替えテントが離れていることもあるため、貴重品の管理方法も事前に考えておきましょう。
List Withでチェックリストを作成しておけば、大会前日の準備で一つずつ確認しながらバッグに詰めることができます。レース後の着替えやタオルなど、荷物預けに入れるものもリスト化しておくと万全です。PCでじっくり持ち物リストを作成し、会場ではスマホでチェック。スタート前の最終確認もスムーズです。
性別を選んで持ち物を確認
シューズ・ウォッチ・ポーチなどレース中に身につける装備。最優先で準備し、すべて本番前に実戦テスト済みであることが鉄則です。シューズは最低30km走り込んだものを選びましょう。
ランニングシューズ
1
必ず履き慣らしたシューズで。新品は靴擦れ・マメの原因になるため絶対にNG
レース2週間前までに30km以上走り込んだシューズが理想。厚底カーボンシューズは練習で感覚を掴んでおくこと
ランニングソックス
1足
5本指タイプやクッション付きがおすすめ
5本指ソックスは指間のマメを予防。アーチサポート付きや左右非対称設計のランニング専用ソックスが理想。本番と同じソックスで20km以上走って相性を確認しておくこと
ランニングウォッチ・GPS時計
1
ペース管理に必須。事前に充電を忘れずに
前日に満充電しておくこと。GPS精度を上げるため、スタート地点で事前に衛星を捕捉させておくとラップが正確になる
ランニングポーチ・ベルト
1
補給食やスマホの携帯に
ナンバーカード・計測チップなど、忘れると出走できない書類・備品。大会案内で受付方法と必要書類を前日に再確認し、クリアファイルにまとめておくと安心です。
ナンバーカード(ゼッケン)
1
これがないと出走できない。前日に受け取る大会も
計測チップ
1
シューズに取り付けるタイプが多い。紛失注意
安全ピン
8本
ナンバーカードをウェアに固定する。予備も含めて
磁石式のゼッケン留め(レースビブマグネット)ならウェアに穴を開けずに固定でき、安全ピンの刺し忘れで外れるトラブルも防止
大会案内・参加票
1
受付場所やスタート時間の確認に
身分証明書
1
本人確認を求められる大会もある
ゼッケン留め(レースビブマグネット)
1セット
安全ピンの代わりに磁石でゼッケンを固定。ウェアに穴を開けず着脱も簡単
4個1セットで500〜1,000円程度。お気に入りのレースウェアを傷つけたくないランナーに人気
エネルギージェル・塩分タブレットなどレース中の補給計画に必要なもの。フルマラソンでは補給戦略がタイムを左右します。予算目安はジェル4本+塩分タブレットで1,500〜2,500円程度。
エネルギージェル
4個
30km以降のエネルギー切れ(ハンガーノック)防止の生命線。20km地点から早めに摂り始めるのがコツ
フル: 3〜4個、ハーフ: 1〜2個が目安。カフェイン入りは後半2本に温存すると粘れる。味のバリエーションを混ぜると飽きない
塩分タブレット・塩熱サプリ
4個
発汗による電解質不足・足攣り予防に
スポーツドリンク粉末
1
給水所の水だけでは電解質が不足しがち。自分の胃に合った濃度のドリンクを作れるため、後半の脱水・足攣りリスクを下げられる
携帯ボトル・ハンドボトル
1
給水所の間隔が5km以上の大会や夏場のレースでは、自分のタイミングで水分補給できるため脱水を防げる。ジェルを流し込む水としても便利
レース中に着用するウェア・帽子・防寒具。天候に合わせたレイヤリングが重要です。吸汗速乾素材を選び、綿素材は汗冷え・擦れの原因になるため避けましょう。
ランニングシャツ・Tシャツ
1
吸汗速乾素材のものを。綿は避ける
ランニングパンツ・タイツ
1
太もも擦れ防止にタイツの重ね着もおすすめ
ランニングキャップ
1
日差し・雨対策に。通気性の良いものを
スポーツサングラス
1
強い日差しによる目の疲労を軽減し、長時間のレースで集中力を維持できる。向かい風や虫からも目を保護
アームスリーブ・アームカバー
1
UVカットで腕の日焼けを防ぎつつ、適度な着圧で腕振りの疲労を軽減。暑くなったら外せるため、気温変化の大きいレースで体温調節しやすい
使い捨てポンチョ・ビニール袋
1
スタート待機時の防寒・雨対策。スタート後に捨てられる
100円ショップのレインコートや45Lゴミ袋に頭穴を開けたものでOK。大会によってはスタート地点に回収箱が設置される
防寒着(スタート待機用)
1
冬〜早春のレースではスタート待機中に身体が冷えるとパフォーマンスが低下する。古い長袖シャツなら走り出してから脱いで処分できる
ワセリン・日焼け止め・テーピングなど身体のケア用品。擦れ・日焼け・関節トラブルの予防が目的です。スタート前の塗布を忘れると後半に響くため、会場到着後すぐに対応しましょう。
ワセリン
1
乳首・脇・太もも内側の擦れ防止に。レース前に塗る
小分け容器に移して持参すると荷物が軽い。塗る箇所は乳首・脇・太もも内側・足指の間・鎖骨付近。スタート1時間前に塗り、直前にも重ね塗りすると効果が持続
ニップルシール・テーピング
1
長距離走での乳首擦れ防止に
日焼け止め
1
長時間の屋外ランで日焼けしやすい
絆創膏
4枚
靴擦れやマメができた際の応急処置に。痛みが出てからでは遅いため、違和感を感じたらすぐ対処
防水タイプや靴擦れ専用パッド(コンピード等)がおすすめ。足裏にも貼れるよう大小サイズを混ぜて持参
テーピング・キネシオテープ
1
膝や足首のサポートに。膝蓋骨周りのテーピングは30km以降の膝痛予防に効果的
荷物預けトラックに入れるレース後のリカバリー用品・着替え。ゴール後のアイシング・プロテイン摂取・着圧ソックスの3点セットで翌日のダメージが大幅に軽減します。予算目安は2,000〜4,000円。
着替え一式
1セット
レース後の着替え。下着・靴下も忘れずに
タオル
1枚
レース後の汗拭き・体温調整に
サンダル・楽な靴
1
42km走った後の足はむくんでランニングシューズがきつくなる。つま先が開くリカバリーサンダルに履き替えると血行が改善し、帰りの移動が格段に楽になる
アイシング用品(氷嚢・保冷剤)
1
ゴール直後15分以内に膝・足首・ふくらはぎをアイシングすると、炎症を抑えて翌日のダメージが大幅に軽減
100均の保冷剤でOK。タオルに包んで1箇所10〜15分が目安。凍傷防止のため直接肌に当てない
プロテイン・リカバリードリンク
1
ゴール後30分以内のタンパク質摂取が筋肉修復のゴールデンタイム。翌日の筋肉痛が明らかに違う
体重1kgあたり0.3gのタンパク質が目安(60kgなら18g≒約1スクープ)。粉末を小分け袋で持参し水で溶かすか、紙パックタイプが手軽
コンプレッションソックス(着圧ソックス)
1足
レース後に履き替えると血液循環が促進され、脚のむくみ・疲労が軽減。帰りの電車で脚がパンパンにならない
段階着圧タイプ(足首が最も圧が強い)を選ぶ。着圧は15〜20mmHgが目安
アミノ酸サプリ・BCAAゼリー
1
プロテインと併用するとリカバリー効果が高まる。BCAAは筋肉の分解を抑制し、翌日の階段の辛さが変わる
ゼリータイプなら水なしで摂取でき、疲れた身体でも飲みやすい。ゴール後できるだけ早く(理想は15分以内に)摂取
ビニール袋
3枚
ゴール後のビショビショのウェアを他の荷物と分ける。大きめ2枚が便利
フルマラソンの場合、大会3〜4ヶ月前からの計画的なトレーニングと準備が完走の鍵です。初マラソンの方は以下のスケジュールを参考にしてください。
性別を選ぶとスポーツブラやニップルシールなど、あなたに必要なアイテムだけが表示されます
フルかハーフかで補給食の量を調整。天候や大会の特徴に合わせて任意アイテムを追加・削除します
シューズの履き慣らし・ウォッチの充電・補給食の味テストなど、本番前の準備漏れがないか確認します
チェックリストを見ながらレース装備と荷物預けに分けてパッキング。当日朝は残りのケア用品だけ対応すればOKです
ナンバーカード(ゼッケン)と計測チップは必ず確認しましょう。これらがないと出走できません。安全ピン(ゼッケン固定用)、ランニングシューズ、ランニングウォッチも必需品です。前日の夜にすべてバッグに入れておくのがおすすめです。
フルマラソンでは10kmごとに1つ摂取するのが目安で、3〜4個のエネルギージェルが必要です。30km以降のエネルギー切れ(ハンガーノック)を防ぐため、20km地点から早めに摂り始めるのがコツ。ハーフでは1〜2個で十分。塩分タブレットも足攣り予防に合わせて持参しましょう。
長距離を走ると衣類との摩擦で肌が擦れます。特に乳首、脇の下、太ももの内側が要注意。スタート前にワセリンを塗っておくと摩擦を大幅に軽減できます。男性はニップルシールやテーピングの併用もおすすめです。
使い捨てのビニールポンチョや100円ショップのレインコートを着て待機し、スタート直前に脱いで捨てるのが定番です。古い長袖シャツを着て、スタート後に脱ぐランナーも多いです。手袋やアームスリーブもスタート後に外せるので便利。
シューズは必ず練習で履き慣らしたものを使いましょう。新品のシューズや靴下は靴擦れの原因になります。ウェアも本番と同じ組み合わせで一度ロング走をして、擦れる箇所がないか確認しておくのが安心です。
着替え一式(下着・靴下含む)、タオル、サンダル、ビニール袋(濡れたウェア用)が基本です。差をつけるのはリカバリーグッズの3点セット:(1) 保冷剤で膝・足首を1箇所10〜15分アイシング、(2) プロテインを30分以内に摂取(体重60kgなら18g=約1スクープ)、(3) 着圧ソックスに履き替えて血液循環を促進。この3つを実行するだけで翌日の筋肉痛と階段の辛さが明らかに違います。BCAAゼリーも併用すると筋肉の分解を抑制する効果があります。
使い捨てポンチョ(スタート待機用)、替えの靴下、ビニール袋を多めに用意しましょう。ワセリンを普段より多めに塗ると擦れ防止になります。ナンバーカードが濡れないよう、透明テープで表面を保護するランナーもいます。
ナンバーカード・計測チップ・補給食など「忘れたら終わり」のアイテムを最優先で確認。大会前夜にチェックするだけで、当日は走りに集中できます。
エネルギージェルの本数・塩分タブレットの個数まで管理。フルとハーフで補給量の目安が分かるので、ハンガーノック知らずのレースプランを立てられます。
荷物預けに入れる着替え・アイシング用品・プロテインまでリスト化。レース後の3点セット(冷却・栄養・着圧)で翌日の回復が段違いになります。