2021年の東京オリンピックでスケートボードが正式種目となり、堀米雄斗選手や西矢椛選手の活躍をきっかけに日本でもスケボー人気が急上昇しています。全国にスケートパークが新設され、子どもから大人まで幅広い年齢層がスケートボードを始めるようになりました。しかし、いざ始めようとするとデッキのサイズ選びやトラック・ウィールの組み合わせなど、道具選びで迷うポイントが多いのが実情です。また、プロテクターなしで練習を始めてケガをしてしまうケースも少なくありません。
デッキのサイズは足のサイズと滑りのスタイルで選びます。一般的に幅7.5〜8.0インチが初心者に扱いやすく、足のサイズが26cm以下なら7.5〜7.75インチ、27cm以上なら7.75〜8.0インチが目安です。トラックはデッキ幅に合ったサイズを選ぶのが鉄則で、デッキからトラックがはみ出さないものを選びましょう。ウィールは硬さ(硬度)と直径がポイントで、ストリート向けは直径50〜54mm・硬度99A前後、パーク向けは54〜56mm・硬度99A以上が定番です。初心者にはオールラウンドに使える52〜54mm・硬度99Aがおすすめです。コンプリートデッキ(完成品)なら1万〜2万円程度で、パーツ選びに迷わず始められます。
List Withでチェックリストを作成すれば、スケートボードを始める前の買い物リストとしても、練習に出かける際の持ち物確認としても活用できます。スケボー仲間やお子さんと一緒に始める場合は、リストを共有して各自の準備状況を確認しましょう。
必要な道具と持ち物をチェック
デッキ(板)
1
幅7.5〜8.0インチが初心者向け。足のサイズ26cm以下なら7.5〜7.75インチ、27cm以上なら7.75〜8.0インチが目安
コンプリートデッキ(完成品)なら1万〜2万円で始められる。ブランクデッキなら3,000〜5,000円
トラック
2個
デッキ幅に合ったサイズを選ぶのが鉄則。デッキからはみ出さないものを
INDEPENDENT・THUNDER・VENTUREが定番ブランド。HIとLOWがあり、初心者はLOWが安定しやすい
ウィール(タイヤ)
4個
初心者は直径52〜54mm・硬度99Aがオールラウンドに使えておすすめ
柔らかめ(78A〜87A)はクルーザー向けで静かだが、トリック練習には不向き
ベアリング
8個
ウィールの回転を左右する重要パーツ。ABEC5〜7が初心者に十分な精度
1ウィールに2個、計8個必要。BONES REDSが定番
デッキテープ(グリップテープ)
1
デッキ上面に貼る滑り止め。靴底のグリップを確保しトリックの安定性を高める
コンプリートデッキには貼り済み。単品デッキ購入時はショップで貼ってもらえることが多い
ビス・ナット(ハードウェア)
1セット
デッキとトラックを固定するボルト。7/8インチ〜1インチが標準
プラスドライバーで締めるタイプが主流。ライザーパッド使用時は長めのビスが必要
ライザーパッド
1セット
デッキとトラックの間に挟んで車高を上げる。ウィールバイト(タイヤが板に当たる現象)を防止
1/8インチが一般的。大きめのウィールを使う場合に推奨
ヘルメット
1
頭部を守る最重要プロテクター。スケートパークでは着用義務の施設も多い
スケート専用ヘルメットを推奨。自転車用は後頭部のカバーが不十分な場合がある
ニーパッド(膝当て)
1セット
転倒時に最もぶつけやすい膝を保護。初心者は必ず着用を
ハードキャップ付きがスケート向き。膝をついて止まるスライディング練習にも使える
エルボーパッド(肘当て)
1セット
転倒時の肘の打撲・擦り傷を防ぐ。ランプやボウルでの練習では特に重要
リストガード(手首ガード)
1セット
転倒時に手をつくことで起きる手首の骨折・捻挫を予防。初心者に最もケガが多い部位
スケートシューズ
1足
フラットソールでグリップ力が高く、補強されたスエード素材がデッキテープの摩耗に強い
VANS・NIKE SB・adidas Skateboarding・New Balance Numericが定番。最初はローカットが動きやすい
厚手の靴下
1足
靴擦れ防止と足首の保護に。薄手だとデッキテープの摩擦で穴が開きやすい
動きやすい服装
1セット
膝を曲げる動作が多いため、ストレッチの効いたパンツを。裾が広すぎるとウィールに巻き込む
長袖・長ズボンなら転倒時の擦り傷を軽減できる
スケートツール(T字レンチ)
1
トラックの調整やウィール交換に使う万能工具。1本で主要なナットサイズに対応
3/8・1/2・9/16インチのソケットとプラスドライバーが一体型になったものが便利
予備ベアリング
2個
ベアリングが壊れると走行不能になる。長時間の練習や遠出時の予備に
ベアリングオイル
1
ベアリングの回転が鈍くなった時のメンテナンスに。定期的な注油で寿命が延びる
予備ビス・ナット
1セット
練習中にビスが緩んで紛失することがある。現地で応急対応するための予備
飲み物(水・スポーツドリンク)
1
スケートボードは全身運動で汗をかく。熱中症予防にこまめな水分補給を
タオル
1枚
汗拭き用。夏場は首に巻いて日焼け防止にも
日焼け止め
1
屋外での練習は紫外線を浴びやすい。SPF30以上のウォータープルーフを
絆創膏・消毒液
1セット
擦り傷はスケボーにつきもの。大きめの絆創膏と消毒スプレーがあると安心
着替え
1セット
汗をかいた後や転倒で服が汚れた時のために
バックパック(リュック)
1
プロテクターや飲み物をまとめて持ち運べる。スケートボードを括り付けられるタイプが便利
Bluetoothスピーカー(小型)
1
音楽を聴きながら練習するとモチベーションアップ。パーク利用時は周囲への配慮を
イヤホンは転倒時に危険なため、スピーカーの方が安全
スケートボードを始めるのに必要な道具・持ち物をチェックリストで確認します
デッキ・トラック・ウィールなどの基本パーツやプロテクターを購入します
近くのスケートパークや滑走可能な広場を確認します
プロテクターと持ち物をチェックして安全にスケボーを楽しみましょう
初心者にはコンプリートデッキ(完成品)がおすすめです。パーツの相性を気にせず1万〜2万円程度ですぐに始められます。滑りに慣れて自分の好みが分かってきたら、デッキやトラックを個別にアップグレードしていくのが一般的なステップアップ方法です。
デッキ幅は足のサイズを基準に選びます。足のサイズ26cm以下なら幅7.5〜7.75インチ、27cm以上なら7.75〜8.0インチが目安です。幅が広いほど安定感が増しますが、取り回しは重くなります。初心者はまず安定感を重視して、少し広めを選ぶと乗りやすいです。
全国のスケートパーク検索サイトやSNSで最寄りの施設を探せます。東京五輪以降、公共のスケートパークが各地で増えており、無料で使える施設も多いです。パークが近くにない場合は、平坦で人通りの少ない広場や駐車場(許可を得た上で)が練習に向いています。公道や歩道での滑走は条例で禁止されている自治体もあるため必ず確認しましょう。
はい、特に初心者は必須です。スケートボードは転倒がつきもののスポーツで、手首の骨折や膝の打撲が最も多いケガです。最低限ヘルメットとリストガードは着用しましょう。多くのスケートパークではヘルメット着用が義務づけられています。プロテクター一式は3,000〜8,000円程度で揃えられます。
スケートシューズはフラットソール(平らな靴底)でデッキとのグリップ力が高く、つま先やサイドにスエードなどの補強素材が使われています。普通のスニーカーはデッキテープの摩擦で数日で穴が開いてしまうため、専用シューズを強くおすすめします。VANS・NIKE SBなど5,000〜1万円台で購入できます。
いいえ、雨天や路面が濡れている状態でのスケートボードは避けましょう。ウィールがスリップして転倒リスクが大幅に上がるだけでなく、デッキの木材が水分を吸って反りや劣化の原因になります。ベアリングも錆びて回転が悪くなります。屋根付きのスケートパークであれば雨天でも練習可能です。
デッキのサイズ選びからトラック・ウィールの組み合わせまで、初心者が迷いがちなパーツ選びの基準をアイテムごとに解説しています。
ヘルメット・ニーパッド・リストガードなどのプロテクターを網羅。スケートパークの着用義務にも対応した安全な準備ができます。
スケボー仲間や親子でリストを共有すれば、誰が何を持っているか一目瞭然。一緒に始める友人への買い物アドバイスにも使えます。