法事(四十九日、一周忌、三回忌など)に参列する際は、葬儀とは異なる持ち物やマナーがあります。香典の表書きは「御仏前」を使い、お供え物を持参することも。また、一周忌以降は服装も徐々にカジュアルダウンが許容されます。このチェックリストでは、性別を選ぶだけで法事に必要な持ち物を確認できます。故人を偲ぶ大切な場に、マナーを守って参列するための準備ガイドです。
法事にはさまざまな種類があり、代表的なものとして四十九日(忌明け法要)、一周忌、三回忌、七回忌があります。四十九日は故人が仏となる大切な節目の法要で、親族や親しい友人が集まります。一周忌は亡くなって満1年、三回忌は満2年に行われ、七回忌以降は規模を縮小して近親者のみで営むのが一般的です。法要の種類によって参列者の範囲や服装の格式が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
服装は法要の時期によって異なります。四十九日までは正喪服(男性はブラックスーツに黒ネクタイ、女性は黒のフォーマルワンピース)が基本です。一周忌も正喪服が無難ですが、施主から「平服で」と案内がある場合はダークスーツやダークカラーのワンピースで参列できます。三回忌以降は略喪服(ダークグレーや紺のスーツ)が一般的で、七回忌以降はさらにカジュアルダウンが許容されます。案内状に服装の指定がある場合はそちらに従いましょう。
香典(御仏前)の金額は、故人との関係性や法要の規模によって異なります。親(実父母・義父母)の法事では10,000〜50,000円、兄弟姉妹は10,000〜30,000円、祖父母は5,000〜30,000円、おじ・おばは5,000〜10,000円が相場です。友人・知人の場合は5,000〜10,000円が目安となります。法要後に会食(お斎)がある場合は、その分を上乗せして包むのがマナーです。
法事の一般的な流れは、僧侶の読経(20〜40分程度)→ 焼香 → 僧侶の法話 → お墓参り → 会食(お斎)という順序です。法要は葬儀と異なり事前に日程が決まっているため、余裕を持って準備を進められます。しかし、香典の表書きが「御霊前」から「御仏前」に変わることや、お供え物の準備など、見落としやすいポイントが多くあります。このチェックリストで持ち物を一つひとつ確認し、万全の準備で参列しましょう。
性別を選択して持ち物を確認
香典・数珠・袱紗は宗派を問わず必ず持参。前日までに用意を完了させましょう
香典(御仏前)
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法要では「御仏前」が基本(四十九日以降)。金額は会食の有無で調整
袱紗(ふくさ)
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法要でも香典は袱紗に包んで持参するのがマナー。紫は慶弔兼用で便利
数珠(じゅず)
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仏式法要の必需品。宗派不問の略式数珠(片手念珠)が便利。貸し借りはマナー違反なので自分用を用意
ハンカチ
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法要では白または黒の無地が基本。三回忌以降は落ち着いた色味も許容される
ティッシュ
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法要中に涙を拭く場面や、会食時にも使用。ポケットティッシュを1〜2個持参
スマートフォン
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会場へのアクセス確認や親族間の連絡に。式場内では必ずマナーモードに設定
法要中はマナーモードに
財布・現金
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法要後の会食費やお車代、帰路のタクシー代など現金が必要な場面がある
御仏前の表書きは薄墨ではなく普通の黒墨で。結び切りの不祝儀袋を使用
お供え物
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法要では菓子折りや果物が定番。日持ちするものを選ぶのがポイント
のし紙は「御供」。事前に施主に確認すると安心
お供え菓子の熨斗確認
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表書きは「御仏前」または「御供」。水引は黒白または黄白の結び切り
購入店で掛け紙を依頼すると確実
お線香・ろうそく
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故人を偲ぶお供えとして定番。菓子折りの代わりに持参することも
香りの良い進物用線香が喜ばれる
供花手配確認
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法要に合わせて供花を贈る場合は事前手配が必要。施主や寺院に確認を
四十九日は正喪服、三回忌以降は略喪服が一般的。案内状の服装指定も確認を
ダークスーツ
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四十九日・一周忌はブラックスーツ(喪服)が基本。三回忌以降はダークグレーや濃紺のスーツも可
四十九日は喪服。一周忌以降はダークスーツ可
黒またはダークカラーのネクタイ
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四十九日・一周忌は黒無地が基本。三回忌以降はダークネイビーやチャコールも可
白ワイシャツ
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法事では白無地のレギュラーカラーが基本。ボタンダウンやカラーシャツは避ける
黒い靴
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内羽根のストレートチップが最もフォーマル。ローファーやスエード素材は避ける
黒い靴下
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法要では座敷に上がることが多く、靴下が見える場面がある。黒無地で穴がないものを
法要は長時間になることも。座布団での正座に備えた対策品があると安心
エプロン
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法要後の会食(お斎)の準備・片付けを手伝う場合に。親族なら持参が望ましい
折りたたみ傘
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法要はお墓参りを伴うことが多く、屋外で過ごす時間がある。黒や紺の落ち着いた色の傘を用意
法要後の会食・引き出物確認
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法要後に会食(お斎)がある場合、引き出物の有無や持ち帰り方法を事前に確認
サブバッグ
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法要後の引き出物やお供えの持ち帰りに必要。大きめのものが安心
男性・女性を選ぶと、スーツやワンピースなど性別に応じた服装アイテムが自動で切り替わります
香典(御仏前)・数珠・袱紗などの必須品から、お供え物・服装まで法事に必要な持ち物を一覧で確認します
チェックリストを保存して、不要なアイテムの削除や家族との共有ができます。法要の1週間前から準備を始めましょう
出発前にスマホでリストを開き、香典の金額・表書き・袱紗・数珠など忘れやすいアイテムを最終チェックしましょう
故人との関係性によって異なります。親(実父母・義父母)は10,000〜50,000円、兄弟姉妹は10,000〜30,000円、祖父母は5,000〜30,000円、おじ・おばは5,000〜10,000円、友人・知人は5,000〜10,000円が一般的な相場です。法要後に会食(お斎)がある場合は5,000〜10,000円を上乗せして包むのがマナーです。新札は避け、旧札を使用しましょう。
四十九日と一周忌は正喪服(男性はブラックスーツに黒ネクタイ、女性は黒のフォーマルワンピース)が基本です。三回忌は略喪服(ダークグレーや濃紺のスーツ)が一般的で、七回忌以降はさらにカジュアルダウンが許容されます。ただし施主から「平服で」と案内がある場合でもジーンズやTシャツはNG。ダークカラーのきちんとした装いが求められます。案内状の服装指定を必ず確認しましょう。
香典とは別にお供え物を持参するのが一般的ですが、地域や家庭によって異なるため施主に事前確認するのが安心です。定番は日持ちする菓子折り(個包装のもの)、季節の果物、進物用のお線香です。金額は3,000〜5,000円程度が目安。のし紙は「御供」と表書きし、水引は黒白または黄白の結び切りを使います。生ものや派手な包装は避け、落ち着いた色合いのものを選びましょう。
最も大きな違いは香典の表書きです。葬儀では宗派によって「御霊前」を使いますが、四十九日以降の法事では「御仏前」に変わります(浄土真宗は葬儀から「御仏前」)。また、法事ではお供え物(菓子折りや線香)を持参する場合があります。服装は一周忌以降は略喪服(ダークスーツ)が許容され、三回忌以降はさらにカジュアルダウンが一般的です。数珠・袱紗は葬儀と同様に必須です。
基本的な持ち物(香典・数珠・袱紗・ハンカチ)は同じですが、服装の格式が異なります。四十九日は正喪服が基本で、男性はブラックスーツに黒ネクタイ、女性は黒のフォーマルが求められます。一周忌も正喪服が無難ですが、施主から「平服で」と案内がある場合はダークカラーのスーツやワンピースで参列可能です。また、四十九日は香典の金額がやや高め(会食費込み)になる傾向があります。
正式な数珠は宗派ごとに形状や珠の数が異なります(浄土宗は二連、真言宗は108珠など)。しかし法事に参列する際は、どの宗派でも使える「略式数珠(片手数珠)」で問題ありません。男性用は珠が大きめ(12mm前後)、女性用は小さめ(8mm前後)が一般的です。持っていない場合は仏具店や百貨店で2,000〜5,000円程度で購入できます。数珠の貸し借りはマナー違反とされるため、自分用を用意しましょう。
子どもの服装は制服があれば制服が最適です。私服の場合は黒・紺・グレーなど地味な色で、派手な柄やキャラクターものは避けましょう。法要は読経と焼香で30〜40分程度かかるため、静かに過ごせるよう音の出ない絵本やお絵かきセットを持参すると安心です。乳幼児の場合はおむつ・着替え・おやつ・飲み物も忘れずに。途中で泣いてしまった場合に備え、退席しやすい端の席に座るとよいでしょう。
法要の種類に応じた服装の格式(正喪服・略喪服)や香典の相場など、回忌ごとに異なるマナーをリスト内の補足情報で確認できます。
御仏前の表書き・水引の選び方・金額相場・のし紙の書き方など、法事で間違えやすいポイントをアイテムごとに解説しています。
性別を選ぶだけで、男性のダークスーツ・白ワイシャツ、女性の黒ワンピース・パンプスなど、法事にふさわしい服装アイテムが自動で表示されます。