猫にとって引越しは大きなストレスです。猫は環境の変化に敏感で、慣れ親しんだ縄張りが突然変わることで体調を崩したり、隠れて出てこなくなったりすることがあります。引越し前の準備から新居での環境づくりまで、猫のストレスを最小限に抑える対策が必要です。
引越し当日は特に注意が必要です。作業員の出入りでドアが開放されるため、脱走リスクが高まります。猫を安全な部屋に隔離するか、キャリーに入れておくことが大切です。また、新居では猫が使い慣れたトイレ・爪とぎ・ベッドをすぐに設置し、安心できる隠れ場所を確保しましょう。
List Withの猫の引越しリストでは、引越し前の準備から新居での環境づくりまでカテゴリごとに整理。家族でリストを共有して「パパは猫の荷物」「ママは新居の環境準備」と役割分担できます。
準備チェックリストを確認する
キャリーバッグの慣れさせ
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引越し当日にパニックにならないよう、数週間前からキャリーに慣れさせる
キャリーの中におやつやお気に入りの毛布を入れて自由に出入りさせる
動物病院の受診(健康チェック)
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引越し前に健康状態を確認。必要な薬があれば多めにもらっておく
新居近くの動物病院を調べる
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緊急時にすぐ受診できるよう事前にリサーチ
夜間救急対応の病院もチェックしておくと安心
猫のグッズは最後に梱包する
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トイレ、ベッド、爪とぎなど猫の匂いがついたものは最後まで残す
猫の匂いがついたアイテムは洗わずにそのまま新居へ
脱走防止対策の確認
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引越し作業中にドアが開放されるため、猫の脱走リスクが高い
当日は猫を安全な部屋に隔離するか、ペットホテルに預ける
キャリーバッグ
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移動時の安全確保に必須
中にペットシーツを敷いておくと粗相対策に
洗濯ネット
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パニック時の捕獲・脱走防止に
フード(2〜3日分)
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引越し後すぐに買い物に行けない場合に備えて
いつも食べているフードを持参。急な変更はストレスに
飲み水・水飲み皿
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新居到着後すぐに水分補給できるように
携帯用トイレ・猫砂
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移動中や新居到着直後に必要
使い慣れた猫砂を持参。新居でもまず同じ猫砂を使う
ペットシーツ
5枚
キャリー内での粗相対策や新居での一時的なトイレに
猫の匂いがついたブランケット
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自分の匂いがあると安心する。キャリー内に入れておく
おやつ
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キャリーへの誘導や新居での安心材料に
常備薬(必要な場合)
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持病がある場合は薬を忘れずに持参
トイレ・猫砂(使い慣れたもの)
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到着後すぐに設置。使い慣れた猫砂が安心
旧居のトイレの猫砂を少し混ぜると、匂いで安心する
爪とぎ
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ストレス発散とマーキングに重要なアイテム
使い慣れたものを持参。新居の壁や家具を守る効果も
隠れ場所の確保(ダンボール箱など)
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新しい環境で猫が安心して隠れられる場所が必要
ダンボール箱やキャットタワーのボックスなど、暗くて狭い場所を用意
ベッド・寝床(匂い付き)
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旧居で使っていたベッドを洗わずに持ち込むと安心
フードボウル・水飲み皿
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使い慣れた食器を最初に設置
窓の脱走防止ネット・柵
1
新居の窓から脱走するリスクが高い
すべての開く窓にネットや柵を設置。ベランダも注意
キャットタワー
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高い場所から部屋を見渡せると猫が安心する
フェロモンスプレー・拡散器
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猫の不安を和らげるフェリウェイなどのフェロモン製品
ワクチン証明書
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新しい動物病院への転院時に必要
診療記録・カルテのコピー
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持病がある場合、新しい病院への引き継ぎに
ペット保険証
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住所変更の手続きが必要な場合がある
マイクロチップの登録住所変更
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迷子になった際の連絡先を新住所に更新
キャリーに慣れさせるなど事前の準備をします
猫と一緒に移動するための必需品をチェック
トイレや隠れ場所など猫の居場所を準備
リストを共有して引越しの役割を分担
個体差がありますが、一般的に1〜2週間で落ち着き始め、1〜2ヶ月で新しい環境に慣れると言われています。最初の数日は狭い一部屋に閉じ込めて、少しずつ行動範囲を広げるのが効果的です。無理に引っ張り出さず、猫のペースで慣れさせましょう。
作業中はドアが開放されるため脱走リスクが高まります。最善策は引越し作業中にペットホテルや知人宅に一時預けること。自宅で管理する場合は、猫を荷物の搬出が終わった部屋に隔離し、ドアに「猫がいます。開けないでください」と貼り紙をしましょう。
環境の変化によるストレスで一時的に食欲が落ちることがあります。1〜2日は様子を見て、水は飲んでいるか確認してください。3日以上食べない場合は動物病院に相談しましょう。いつもと同じフードを同じ食器で出すことが大切です。
新しい環境では家具の裏やクローゼットに隠れることは自然な行動です。無理に出そうとせず、フードと水を近くに置いて安全な環境を保ちましょう。自分のタイミングで出てきます。数日経っても出てこない場合は、隠れ場所の近くでおやつを出して誘導してみてください。
ストレスや環境の変化でトイレの場所がわからなくなることがあります。旧居で使っていた猫砂を混ぜたトイレを、猫が隠れている場所の近くに設置しましょう。叱らずに根気よく対応することが大切です。
準備のタイミング別にカテゴリ分け。いつ何を準備すればいいか一目でわかります。
匂いのついたグッズの扱い方、隠れ場所の確保、脱走防止など、猫の習性に配慮したリスト。
「パパは猫の荷物」「ママは新居の環境準備」など、リストを共有して引越しの分担がスムーズに。