「スパイスカレーを作ってみたいけど、どのスパイスを買えばいい?」という方は多いはず。実は基本のスパイスはたった3つ——クミン・ターメリック・コリアンダー。この3つがあれば、市販のカレールーがなくても本格的なスパイスカレーが自宅で作れます。
スパイスカレーの土台を作るのは、クミンパウダー(カレーらしい香りの主役)、ターメリックパウダー(鮮やかな黄色と土っぽい風味)、コリアンダーパウダー(爽やかな香りで全体をまとめる)の3種類です。これにチリペッパーを加えれば辛さの調整もでき、基本のスパイスカレーが完成します。いずれもスーパーの調味料コーナーやカルディで小瓶が手に入るので、特別な買い出しは不要です。
スパイスカレーの調理は「テンパリング(油にスパイスの香りを移す)→ 玉ねぎを飴色に炒める → にんにく・しょうが・トマトを加える → パウダースパイスを投入 → 具材を煮込む → 仕上げ」というシンプルな手順です。玉ねぎをしっかり炒めてコクを出すことと、スパイスを焦がさないよう火加減に気をつけることが成功のポイントになります。
最初はパウダースパイスだけで十分です。慣れてきたらクミンシードやカルダモンなどのホールスパイスを加えると、香りの奥行きが格段にアップします。このチェックリストでは「初心者」と「こだわり派」のレベルを切り替えるだけで、それぞれに必要なスパイスと食材が表示されます。手持ちのスパイスをチェックして、足りないものだけ買い出しリストにしましょう。
スパイスの配合は自由にアレンジできるのがスパイスカレー最大の魅力です。まずは基本の3スパイスから始めて、自分好みの一皿を見つけてください。
レベルを選んでスパイスを確認
スパイスカレーに欠かせない基本の3〜4種類のパウダースパイス
クミンパウダー
1
カレーの香りの主役。これがないとカレーにならない
ターメリックパウダー
1
黄色い色付けと土っぽい香り。入れすぎ注意
コリアンダーパウダー
1
爽やかな香り。カレーのまとまりを出す
チリペッパー(カイエンペッパー)
1
辛さの調整用。少量から加えて好みの辛さに
カレーの土台となる玉ねぎ・トマト・にんにく・しょうがなど
玉ねぎ
2個
飴色まで炒めるとコクと甘みが出る。カレーの土台
トマト(生 or カット缶)
1
酸味とうまみ。缶詰が手軽でおすすめ
にんにく
1
すりおろしorみじん切りで香りの土台に
しょうが
1
にんにくと一緒に炒めて香りを出す
サラダ油(ギーでも可)
1
スパイスの香りを引き出す。多めに使うのがコツ
塩
1
味の決め手。最後に味を調整
チキン・ポーク・キーマ・野菜など好みで選ぶメインの具材
鶏もも肉 or 鶏むね肉
300g
チキンカレーが最も定番。もも肉はジューシー、むね肉はさっぱり
豚肉(バラ or 肩ロース)
300g
脂身のコクがスパイスと好相性。煮込むほど柔らかくなるポークカレーにしたいときに
ポークカレーにする場合
ひき肉(鶏 or 豚 or 合い挽き)
300g
火の通りが早く時短で完成するキーマカレーに。スパイスが肉全体に絡みやすい
キーマカレーにする場合
野菜(なす・ほうれん草・オクラなど)
1
肉なしでもスパイスの力で満足感のある一皿に。旬の野菜で季節ごとにアレンジできる
野菜カレーにする場合。夏野菜がよく合う
ご飯やトッピングなど、盛り付け・仕上げに使う食材
ご飯(バスマティライスでも)
1
日本米でもOK。バスマティライスならより本格的
ヨーグルト(プレーン)
1
マイルドなコクを加える。鶏肉のマリネにも
パクチー(香菜)
1
フレッシュな緑の香りがカレーの仕上がりを一段引き上げる。見た目の彩りにも
仕上げにトッピング。好みが分かれるので注意
レモン
1
食べる直前にひと絞りすると酸味で味が引き締まり、スパイスの香りが際立つ
食べる直前に絞ると爽やかさアップ
スパイスカレー作りに必要な調理器具・計量道具
フライパン or 鍋(深め)
1
厚手の鍋やフライパンが焦げにくくおすすめ
木べら・ヘラ
1
玉ねぎを炒め続けるのに必須
計量スプーン
1
スパイスの量を正確に量ると失敗しにくい
初心者・こだわり派からレベルを選びます
必要なスパイスと食材を確認します
足りないスパイスをリストアップして購入
材料が揃ったら調理開始
クミンパウダー、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダーの3つがあれば基本のスパイスカレーが作れます。辛さが欲しければチリペッパー(カイエンペッパー)を加えましょう。この4種類はスーパーの調味料コーナーやカルディなどの輸入食品店で小瓶が手に入ります。まずはこの基本セットで作ってみて、慣れてきたらガラムマサラやホールスパイスに挑戦するのがおすすめです。
パウダースパイスは粉末状で、カレーの煮込み中に加えて全体に味と香りを馴染ませる使い方が基本です。一方ホールスパイス(原形)は、調理の最初に油で加熱して香りを移す「テンパリング」という技法で使います。パウダーは手軽で初心者向き、ホールはより複雑で奥深い香りを引き出せます。最初はパウダーだけで始めて、物足りなくなったらホールを試すのがスムーズなステップアップです。
直射日光・高温多湿を避けて密閉容器で保存しましょう。パウダースパイスは開封後半年〜1年、ホールスパイスは1〜2年が風味の目安です。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、コンロの近くなど温度変化の大きい場所は避けてください。香りが弱くなったり色が褪せてきたら買い替えのサインです。少量パックを買って使い切るサイクルを作ると、常に新鮮なスパイスで調理できます。
市販のカレールーは小麦粉・油脂・砂糖などでとろみと味を調整しているため、誰でも安定した味になります。一方スパイスカレーはスパイスと玉ねぎ・トマトが主体でサラッとした仕上がりが特徴。小麦粉を使わないのでカロリーも控えめです。最大の違いはスパイスの配合を自分好みに調整できること。辛さ・香り・風味のバランスを毎回変えられるので、作るたびに新しい発見があります。
スパイスカレーの味の土台は飴色玉ねぎです。中火〜強火で20〜30分ほど、焦げ付かないようにかき混ぜながら炒めます。途中で少量の水を加えると焦げ防止になり、蒸発する際に玉ねぎの糖分がキャラメル化して甘みとコクが増します。時短したい場合は、薄切りにした玉ねぎを電子レンジで5分ほど加熱してからフライパンで炒めると、飴色になるまでの時間を大幅に短縮できます。
よくある失敗は「塩が足りない」「玉ねぎの炒めが浅い」「スパイスを焦がしてしまった」の3つです。塩はスパイスの香りを引き立てる重要な役割があるので、味見しながらしっかり加えましょう。玉ねぎは飴色になるまで根気よく炒めることでコクが出ます。パウダースパイスは焦げやすいので、トマトや水分を加えた後に入れるのが安全です。最初のうちはレシピの分量を守り、慣れてから自分流にアレンジしていくのがおすすめです。
クミン・ターメリック・コリアンダーの3つがあれば本格スパイスカレーが作れます。初心者でも安心。
慣れてきたらホールスパイスやガラムマサラを追加。スパイスの世界を徐々に広げられます。
手持ちのスパイスをチェックして、足りないものだけ買い出しリストに。