登山はハイキングよりも標高差が大きく、天候の変化や体力的な負荷も増すため、装備の準備がより重要になります。レインウェア、ヘッドライト、地図・コンパスに加え、ヘルメットやツェルト(緊急用シェルター)など安全装備の充実が求められます。山岳保険への加入と登山届の提出も忘れてはいけない大切な準備です。このチェックリストでは、日帰り登山と宿泊登山に分けて必要な装備を網羅しています。
日帰り登山でも30〜40Lのザックに基本装備をしっかり詰めることが大切です。宿泊を伴う場合は、寝袋やマット、調理器具なども加わり荷物が大幅に増えます。標高の高い山ではアイゼンやピッケルなど、季節や山域に応じた専門装備も必要です。登山靴は足首をしっかりホールドするハイカットタイプを選び、事前に慣らし履きしておきましょう。防寒対策として、夏山でも山頂付近はフリースやダウンが必要になることを忘れないでください。
List Withでチェックリストを作成すれば、出発前に装備をひとつずつ確認でき、忘れ物による山中でのトラブルを防げます。登山仲間とリストを共有すれば、グループでの装備分担や持ち物の確認もスムーズです。登山計画書と合わせて活用すると、より安全な登山が楽しめます。
性別
スタイルを選択して持ち物を確認
ザック・登山靴・ポールの3点が最優先。日帰り用で予算4〜8万円が目安。初心者がやりがちな失敗は登山靴の慣らし履き不足で、新品のまま山に入ると靴擦れで行動不能になります。ザックは実際に荷物を入れてフィッティングしてから購入しましょう。
ザック(30〜40L)
1
日帰りでもヘルメットやツェルト等の安全装備を収納するため余裕あるサイズが必須
登山靴(ハイカット)
1
岩場や急斜面で足首をしっかりホールド。安全確保に不可欠
ザックカバー
1
稜線での暴風雨から装備を守る。強風で飛ばされないよう紐で固定。装備濡れは低体温症のリスクに直結
トレッキングポール(ストック)
2本
急な登り下りでバランスを保ち、膝への負担を軽減
レイヤリング(速乾インナー・中間着・レインウェア)の3層が基本。予算は2〜5万円。綿素材は汗を吸って乾かず低体温症の原因になるため絶対に避けること。まずレインウェアに投資し、インナーとフリースは手頃なもので十分です。
レインウェア(上下)
1
防水透湿素材のものが必須。稜線での暴風雨は命に関わるため、信頼できるものを
速乾性インナー
1
汗冷えは低体温症の原因。綿素材は厳禁
中間着(フリース)
1
行動中の保温を担うミドルレイヤー。通気性のあるフリースが定番で、暑ければ脱いで体温調整しやすい
ダウンジャケット
1
休憩時や山頂で急速に体が冷えるため必須。夏山でも標高3,000m付近は10℃以下になり、風があるとさらに体感温度が下がる
帽子
1
稜線では強い日差しと紫外線から頭部を守り、樹林帯では小枝からの保護にもなる。つばの広いタイプが実用的
手袋
1
岩場での手の保護と防寒に。鎖場では必須の安全装備
ゲイター(スパッツ)
1
小石や雪の侵入を防ぐ
水・行動食・非常食の3点は省略不可。行動食はこまめに摂るのが鉄則で、空腹を感じてからでは遅く、シャリバテ(エネルギー切れ)で動けなくなります。水は1時間300〜500mlを目安に多めに持ちましょう。
飲料水
2L
1時間あたり約300〜500mlが目安
行動食
5個
30分〜1時間ごとにこまめに摂取してシャリバテ(エネルギー切れ)を防ぐ。ナッツ・チョコ・エネルギーバーなど高カロリーで軽量なものを選ぶ
昼食
1
おにぎりやパンなど、手早く食べられて腐りにくいものを。山頂や休憩ポイントでしっかりエネルギー補給する
非常食
1
万が一のエネルギー源。日持ちするもの
登山届・山岳保険・ヘルメット・ツェルトは命に直結する装備です。初心者ほど「日帰りだから不要」と省略しがちですが、低山でも遭難事故は起きています。ヘルメットとツェルトで計1万円前後、山岳保険は年間数千円から加入できます。
ヘルメット
1
落石や転倒時の頭部保護。岩稜帯では必携
ヘッドライト
1
早朝出発や日没時に必須。予備電池も忘れずに
予備電池
1セット
ヘッドライトの電池切れは暗闘での行動不能を意味する。寒冷地では電池の消耗が早いため予備は必携
ツェルト(緊急用シェルター)
1
ビバーク時や悪天候での緊急避難に
登山届
1
入山前に必ず提出。オンライン提出も可能
山岳保険証
1
救助要請時の費用に備える
ホイッスル
1
緊急時の救助要請に
救急セット
1
絆創膏、消毒液、テーピング、三角巾、鎮痛剤
アイゼン
1
残雪期や冬季登山に必要
紙の地図とコンパスはスマホの電池切れや電波圏外に備える最後の砦。GPSアプリに頼りきって道迷いする初心者が増えています。事前に地図でルートを読み込み、分岐点やエスケープルートを頭に入れておくことが安全登山の基本です。
地図(紙の登山地図)
1
スマホの電池切れに備えて必携
コンパス
1
地図と合わせてルート確認
日焼け止め・虫除け・モバイルバッテリーの3点は忘れやすい定番。標高1,000m上がるごとに紫外線は約10%増加するため、日焼け止めは平地より高SPFのものを選びましょう。ゴミは全て持ち帰るのが登山のマナーです。
日焼け止め
1
標高が高いほど紫外線が強い
虫除けスプレー
1
樹林帯ではブヨ・アブ・蚊が多く、刺されると腫れがひどくなることも。ディート配合のものが効果的
タオル
1枚
汗拭き・日焼け防止・応急処置など多用途。速乾素材のものがかさばらず実用的
ティッシュ・ウェットティッシュ
1
ゴミ袋
3枚
高山では分解に何十年もかかる。すべてのゴミを密閉して持ち帰る
モバイルバッテリー
1
GPS・カメラ利用時の電池切れ対策
日帰りか宿泊かを選択します
男性か女性かを選択します
登山に必要な持ち物を確認します
「このリストで準備を始める」ボタンでリストを作成し、装備を確認しましょう
登山靴、レインウェア、ヘッドライトに加え、ヘルメット、ツェルト(緊急用シェルター)が命を守る重要装備です。さらに、登山届の提出と山岳保険への加入は入山前の必須準備です。安全装備を省略することは絶対に避けてください。
登山口のポストに投函するほか、各都道府県警察のWebサイトやコンパス(compass-web.jp)からオンラインで提出できます。グループの場合はメンバー全員の情報を記載しましょう。緊急連絡先の記入も忘れずに。
岩稜帯(穂高、剱岳など)や落石リスクのあるルートでは必携です。近年はどんな山でもヘルメットの着用が推奨されており、軽量なモデルも増えています。転倒や滑落時の頭部保護にもなるため、持参をおすすめします。
ツェルトは緊急時に使う超軽量のシェルターです。悪天候でのビバーク(緊急野営)や、低体温症を防ぐための風よけとして使います。重さ300〜500g程度で、ザックに入れておくだけで万が一の際に命を守ります。
レイヤリング(重ね着)が基本です。速乾性インナー、フリースなどの中間着、レインウェアの3層構造で気温変化に対応します。夏山でも山頂付近は10℃以下になることがあり、ダウンジャケットの持参をおすすめします。
登山中の事故で救助ヘリを要請すると、民間ヘリの場合1時間あたり数十万円の費用がかかります。山岳保険に加入しておけば、救助費用や入院費用がカバーされます。日帰り登山でも加入をおすすめします。年間数千円から加入できるものもあります。
出発前に天気予報(山域の専門予報)を必ず確認し、雷注意報が出ている場合は計画を変更しましょう。稜線上で雷雲が接近したら、速やかに低い場所へ退避します。ガスで視界不良になった場合は無理に進まず、地図・コンパスで現在地を確認してからルートを判断してください。撤退の判断は早めに行うことが登山の鉄則です。
最優先は登山靴・レインウェア・ザックの「三種の神器」です。この3点で予算4〜8万円が目安。次にヘッドライト、地図・コンパス、行動食・水を揃えます。ウェア類は手持ちの化繊素材で代用し、綿だけは避けてください。いきなり全装備を買い揃える必要はなく、低山から始めて必要性を実感してから追加するのが賢い揃え方です。
ヘルメット、ツェルト、登山届、山岳保険証など、登山に欠かせない安全装備をしっかりカバー。安全な登山をサポートします。
日帰り登山と宿泊登山で異なる装備を自動で切り替え。スタイルに合ったリストが表示されます。
リストにチェックを入れながら装備の準備を進められます。登山仲間とリストを共有して装備を確認し合うことも可能。