日商簿記検定は年間約50万人が受験する人気の資格試験です。近年は従来の統一試験(ペーパー試験・年3回)に加え、随時受験可能なネット試験(CBT方式)も導入され、受験のチャンスが大幅に広がりました。合格率は3級が約40%、2級が約20%前後で推移しており、しっかりとした準備が合否を分けます。
簿記試験で最も注意すべき持ち物は電卓です。持ち込みルールが厳格に定められており、計算機能(四則演算)のみの電卓が使用可能で、関数電卓・プログラム機能付き・辞書機能付き・通信機能付きの電卓は使用禁止です。電卓のサイズ制限はありませんが、実務でも使いやすい12桁の電卓が推奨されます。故障や電池切れに備えて予備の電卓を持参すると安心です。
学習期間の目安は、3級が1〜2ヶ月、2級が3〜6ヶ月が一般的です。3級は仕訳の基本を中心に出題されるため、テキスト1冊と問題集で十分対策可能です。2級は商業簿記と工業簿記の両方が出題範囲となり、連結会計などの応用論点も含まれるためより計画的な学習が求められます。試験直前は仕訳の速度と正確性を重点的に練習し、本番では時間配分が重要になります。
筆記用具はHBまたはBの黒鉛筆・シャープペンと消しゴムに限られ、定規やラインマーカーは使用不可です。試験会場によってルールが異なる場合があるため、事前に日本商工会議所の公式サイトで最新情報を確認してください。ネット試験(CBT方式)ではテストセンターが筆記用具とメモ用紙を提供するため、持ち物が統一試験とは異なります。このチェックリストで統一試験・ネット試験どちらの受験者も持ち物を万全に準備し、試験当日は落ち着いて実力を発揮しましょう。
電卓から筆記用具まで持ち物を確認
受験票と身分証明書は忘れると受験不可。前日の夜に必ずカバンに入れ、当日朝に再確認しましょう。
受験票
1
忘れると受験できない最重要アイテム
写真の貼付が必要な場合あり。事前に確認を
身分証明書(写真付き)
1
本人確認に使用
運転免許証・パスポート・学生証・マイナンバーカード等
スマートフォン
1
試験中は電源を切りカバンへ
財布・現金・交通系ICカード
1
腕時計
1
試験会場に時計がない場合も
通信機能・計算機能のないもの
ハンカチ・ティッシュ
1
身分証明書の有効期限確認
1
期限切れの身分証明書は無効。事前に有効期限を確認
簿記試験で最も重要な道具。関数電卓は不可、12桁の計算機能のみの電卓を選びましょう。予備も忘れずに。
電卓
1
簿記試験で最も重要な道具。計算機能(四則演算)のみのもの
関数電卓・プログラム機能付き・辞書機能付き・印刷機能付き・音の出る電卓は不可。12桁がおすすめ
予備の電卓
1
電卓の故障・電池切れに備えて
試験中に電卓が壊れると致命的。予備があると安心
予備の電卓用電池
1
試験中に電池切れになると致命的。電卓の電池タイプを確認して予備を用意
HBまたはBの黒鉛筆・シャープペンと消しゴムのみ使用可。定規やラインマーカーは持ち込み禁止です。
鉛筆(HB・B)またはシャープペン
3本
HBまたはBの黒鉛筆・シャープペンのみ使用可
予備含め3本以上
消しゴム(プラスチック製)
2個
落としたとき用に2個
シャープペンの替え芯
1
試験中に芯が切れると焦りの原因に。予備があれば安心して解答に集中できる
試験は集中力が勝負。水分補給や会場の温度対策を万全にして、ベストコンディションで臨みましょう。
飲み物
1
ペットボトルの水やお茶
軽食・チョコレート
1
試験前の糖分補給に
上着・カーディガン
1
会場の温度調節に
カイロ
2個
冬の試験では手先を温めると電卓操作がスムーズ
常備薬
1
頭痛薬や胃腸薬など、試験中の体調不良に備えて持参すると安心
マスク(予備含む)
2枚
会場へのアクセス情報や直前確認用テキストなど、当日をスムーズに過ごすための便利アイテムです。
折りたたみ傘
1
急な天候変化に備えて。濡れて体が冷えると集中力に影響する
会場の地図・アクセス情報
1
直前確認用テキスト
1
会場での待ち時間に頻出仕訳や苦手論点を最終確認できる
仕訳のポイントや頻出論点のまとめなど
定規は持ち込み不可(確認事項)
1
日商簿記検定では定規の使用が禁止されています。線を引きたい場合は鉛筆で代用
ラインマーカー・色鉛筆も使用不可
試験スケジュールの確認メモ
1
集合時間・試験開始時間・持ち物の最終チェック。2級と3級を同日受験する場合は時間割に注意
受験する級(2級・3級)の持ち物を確認します
持込ルールに適合する電卓を準備します
「このリストで準備を始める」ボタンでリストを作成します
前日に持ち物を揃え、電卓の動作も確認しましょう
日商簿記検定では、計算機能(四則演算)のみの電卓が使用可能です。印刷機能付き、メロディー(音の出る)機能付き、プログラム機能付き(関数電卓・売価計算等の公式記憶機能含む)、辞書機能付きの電卓は使用禁止です。日数計算・時間計算・税計算・検算(音の出ないもの)機能はプログラム機能に該当しないため使用可能です。12桁でサイレント機能付きのものがおすすめです。
12桁の電卓をおすすめします。簿記2級以上では金額が大きくなるため、10桁だと桁数が足りなくなる場合があります。実務でも12桁が標準的で、合格後に経理の仕事で使う際にもそのまま活用できます。購入時はキーが大きく打ちやすいもの、サイレント機能付きのものを選ぶと試験でも周囲に迷惑をかけません。
試験中に電卓が故障や電池切れになると致命的なため、予備の電卓を持参することを強くおすすめします。予備も持ち込みルールに適合するもの(四則演算のみ、関数電卓不可)を用意してください。予備は普段使っているものと同じ機種でなくても構いませんが、事前にキー配置に慣れておくとスムーズに切り替えられます。
ネット試験ではテストセンターのパソコンで受験します。受験票(確認票)、身分証明書、電卓が基本の持ち物です。筆記用具とメモ用紙はテストセンターで提供されるため持参不要です。私物のペンやノートの持ち込みはできません。ロッカーが用意されている会場が多いので、荷物を預けて受験に集中しましょう。詳しくは受験予約時の案内を確認してください。
いいえ、日商簿記検定では定規、ラインマーカー、色鉛筆は使用不可です。筆記用具はHBまたはBの黒鉛筆・シャープペンと消しゴムに限られます。表や線を引きたい場合は鉛筆で定規なしで対応する必要があります。試験中に禁止物品の使用が発覚した場合は失格になる可能性もあるため、カバンの中に入れておくだけにしましょう。
試験1週間前から持ち物リストを確認し始め、前日の夜までに全て揃えましょう。特に電卓は前日に電池残量と動作を確認しておくことが重要です。受験票の写真貼付や身分証明書の有効期限も余裕を持って確認してください。当日の朝は最終確認だけにし、集合時間の30分前には会場に到着できるよう逆算して出発しましょう。
試験中に電池交換はできますが、貴重な時間をロスします。予備の電卓を持参していれば即座に切り替えられます。試験前日に電卓の電池残量を確認し、不安なら新しい電池に交換しておきましょう。ソーラー式でも室内の照明が暗い場合に備え、電池併用タイプが安心です。
基本の持ち物は同じですが、2級は計算量が多いため電卓の桁数(12桁以上)と予備電卓の重要性が増します。同日受験の場合は試験の間に休憩時間がありますので、軽食や飲み物を多めに準備しましょう。長時間にわたるため集中力を維持するための糖分補給(チョコレートなど)や、上着などの温度調節グッズも忘れずに持参してください。
日商簿記で使用可能な便利機能として、GT(グランドトータル)キー、メモリーキー(M+/M-/MR)、税計算キー、サイレント機能があります。これらはプログラム機能に該当しないため使用可能です。キーの打ちやすさとサイレント機能を重視して選びましょう。
3級と2級を切り替えるだけで、級に合った持ち物と注意事項が表示されます。
関数電卓の可否、桁数の推奨など簿記試験特有の電卓ルールを把握して準備できます。
電卓の故障や電池切れに備えた予備電卓もリストに含まれ、万が一の事態に対応。
リストを保存しておけば、次回受験時も電卓の準備から筆記用具まで漏れなくチェック。
定規・ラインマーカー・関数電卓など、持ち込み禁止のアイテムも明示。うっかり持参を防ぎます。