赤ちゃん連れの飛行機は「泣いたらどうしよう」「何を持っていけばいいの?」と不安がつきものです。しかし、持ち物さえしっかり準備すれば、赤ちゃんとのフライトは想像以上にスムーズに乗り切れます。ポイントは「おむつ・授乳グッズは普段の1.5倍」「機嫌対策グッズは3種類以上」「着替えは最低2セット」の3つ。空港でのおむつ替えや授乳は専用室がありますが、機内では限られたスペースで対応する必要があるため、コンパクトにまとめた「機内用ポーチ」を事前に作っておくと焦りません。
国内線と国際線では持ち物が大きく異なります。国内線は搭乗時間が短いため最低限のグッズで対応できますが、国際線はパスポート・海外旅行保険・英文の母子手帳(予防接種証明)など書類が増え、フライト時間も長いため機嫌対策グッズの重要度が格段に上がります。液体物の持ち込み制限があるため、粉ミルクや離乳食は「乳幼児用」と申告すれば100ml超でも持ち込めますが、検査時に申告が必要です。液体ミルクの缶も同様に持ち込み可能です。
耳抜き対策は赤ちゃん連れフライトの最大の関門です。離着陸時の気圧変化で耳が痛くなり泣いてしまう赤ちゃんは多いですが、授乳・おしゃぶり・飲み物を飲ませることで嚥下(えんげ)運動が起き、耳抜きの効果があります。離着陸のタイミングに合わせて授乳やミルクを準備しておきましょう。座席は最後尾の通路側が赤ちゃん連れには最適です。泣いたときにすぐ立ってあやすことができ、おむつ替え用のトイレにも近いためです。バシネット(赤ちゃん用ベッド)を希望する場合は壁際の前方席を早めに予約しましょう。List Withで国内線・国際線を選び、人数に合わせた持ち物リストを作成すれば、初めての赤ちゃん連れフライトでも安心して準備を進められます。
大人
子ども
国内線・国際線を選んで持ち物を確認
搭乗券・保険証・パスポートなど、搭乗に必要な書類と貴重品
搭乗券・予約確認書
2
赤ちゃんの搭乗券も必要。国内線は生後8日から搭乗可(航空会社により異なる)
スマホのモバイル搭乗券でもOKだが、バッテリー切れに備えて紙の控えも用意
健康保険証・乳幼児医療証
3
旅先での急な発熱・体調不良に備えて必須
赤ちゃんの分も忘れずに。マイナ保険証の場合は紙の資格確認書も持参
母子手帳
1
旅先で受診する際、予防接種歴やアレルギー情報をすぐ伝えられる
コピーやスマホ写真でも可。荷物を減らしたいならデータ化しておく
財布・現金
1
空港内の自販機やロッカーは現金のみのこともある。小銭を多めに用意
おむつ・おしりふき・防臭袋など、機内での衛生管理に必要なアイテム
おむつ(多めに)
12枚
フライト遅延や乗り継ぎトラブルに備えて、通常の1.5倍を持参
国内線:搭乗時間+前後2時間分(8〜10枚)。国際線:搭乗時間+前後4時間分(15〜20枚)。機内のおむつ替え台は狭いのでSサイズ以下のコンパクトなおむつが便利
おしりふき
2パック
おむつ替え以外にも手口拭きやテーブル清拭に万能
機内持ち込み可。小型パック2〜3個に分けて、手荷物のすぐ取り出せる場所に
防臭ビニール袋
10枚
機内で使用済みおむつの臭いが漂うと周囲に迷惑がかかる
BOS等の防臭袋を10枚以上。普通のビニール袋では臭いが漏れるので専用品推奨
おむつ替えシート
1
機内のおむつ替え台や空港の授乳室で使う。衛生面で安心
使い捨てタイプが機内では便利。薄手なら2〜3枚持参してもかさばらない
除菌ジェル・除菌シート
1
飛行機のテーブルやアームレストは不特定多数が触れるため除菌すると安心
ノンアルコールの除菌シートなら赤ちゃんの手にも使える
赤ちゃん用常備薬
1
旅先の薬局では赤ちゃん用の薬が限られている。処方薬は日数分+予備
解熱剤(座薬)、整腸剤、塗り薬。国際線は処方薬の英文証明があると安心
ミルク・離乳食・おやつなど、フライト中の授乳と食事に必要なもの
粉ミルク・液体ミルク
4回分
液体ミルクなら調乳不要で機内に最適。粉ミルクはスティックタイプが計量不要
搭乗時間+前後の待ち時間分を計算して持参。液体ミルクは「乳幼児用」と申告すれば100ml超でも持ち込み可
哺乳瓶
1
使い捨てタイプなら洗浄不要で機内向き
予備の乳首も1つ。落としたとき用。機内で洗えないので使い捨てインナーバッグも便利
保温ボトル(お湯入り)
1
粉ミルクの調乳用。機内でもCAさんにお湯をもらえるが、離着陸時は頼めない
搭乗前に空港の調乳室で沸かすか、コンビニで購入。保安検査で中身を確認される場合あり
離乳食・ベビーフード
3食
機内食に離乳食はない(ベビーミールは予約制・航空会社による)
レトルトパウチが軽量で便利。月齢に合ったものを食数分+予備。スプーン付きタイプなら荷物が減る
おやつ(ボーロ・ビスケット)
3袋
ぐずり対策の切り札。空腹を即座に解消し、咀嚼で耳抜き効果も期待できる
小分け個包装が便利。こぼれにくいボーロやクッキーがおすすめ。新しいおやつは事前にアレルギー確認
飲み物(マグ・ストローボトル)
1
機内は乾燥するため水分補給が重要。離着陸時に飲ませると耳抜きにもなる
ストローマグに麦茶を入れて持参。こぼれにくいタイプを選ぶ。液体物は保安検査で確認される
お食事エプロン(使い捨て)
3枚
機内で離乳食やおやつを食べさせるときに服の汚れを防ぐ
使い捨て紙エプロンが機内では便利。シリコン製は固くてかさばるので不向き
おもちゃ・絵本・タブレットなど、機内で赤ちゃんの機嫌を保つグッズ
お気に入りのおもちゃ(音の出ないもの)
2個
慣れない環境で不安になったときの安心材料。音が出ないものを選ぶのがマナー
布製のぬいぐるみ、歯固め、にぎにぎなど。新しいおもちゃを1つ用意すると目新しさで長持ちする
絵本(薄いもの・布絵本)
1冊
読み聞かせで注意を引ける。布絵本なら軽くて音も出ない
しかけ絵本は指先を使うので集中力が続く。1〜2冊に厳選して荷物を軽く
タブレット・スマホ(動画ダウンロード済み)
1
長距離フライトの最終手段。オフラインで再生できるよう事前DLが必須
子ども用ヘッドホンも忘れずに。機内Wi-Fiは不安定なので事前ダウンロードが鉄則。画面の明るさは控えめに
おしゃぶり
1
離着陸時の耳抜き効果あり。吸啜(きゅうてつ)運動で気圧変化の不快感を軽減
普段使いしていない子でも、フライト用に1つ持っておくと安心。紛失防止クリップ付きが便利
シール帳・マグネットブック
1
貼る・剥がすの繰り返しで指先を使い、静かに長時間集中してくれる機内向きの遊び
貼ったり剥がしたりで集中できる。100均のシールブックが手軽でコスパ最強
新しい小さなおもちゃ(サプライズ用)
2個
見慣れないおもちゃは好奇心を刺激し、通常より長時間集中してくれる
100均で2〜3個買っておき、ぐずったタイミングで順番に出す。ラッピングしておくと開ける楽しみも
ブランケット・抱っこ紐・充電器など、フライトを快適に過ごすためのアイテム
ブランケット・おくるみ
1
機内は冷房が効いていて寒い。赤ちゃんの体温調節に必須
薄手のガーゼブランケットが多用途。授乳ケープ・日除け・膝掛けの代わりにもなる
抱っこ紐
1
空港内の移動、搭乗待ち、機内での寝かしつけに大活躍
コンパクトに畳めるタイプが機内向き。ベビーカーはゲートチェック(搭乗口預け)で預けられる
ネックピロー(大人用)
2
赤ちゃんを抱っこしながら仮眠する際、首への負担を軽減して体力を温存できる
赤ちゃんを抱っこしたまま仮眠するとき、首の負担を軽減。膨らませるタイプがコンパクト
授乳ケープ
1
機内で授乳する際の目隠しに。ブランケットで代用も可
ワイヤー入りタイプなら赤ちゃんの顔を確認しながら授乳できる
充電器・モバイルバッテリー
1
スマホ・タブレットのバッテリー切れは機嫌対策の手段を失うことを意味する
10000mAh以上推奨。モバイルバッテリーは160Wh以下のものを持ち込み(預け入れ不可)
赤ちゃんと大人の着替え・上着など、機内の温度変化に対応する衣類
着替え
2セット
吐き戻し・おむつ漏れ・食べこぼしに備えて最低2セットは必要
前開きのロンパースが機内でのおむつ替え時に着脱しやすい。上下セパレートなら部分着替えで済む
大人用着替え(上着1枚)
2
赤ちゃんの吐き戻しで大人の服も汚れることがある
Tシャツ1枚を機内持ち込みバッグに入れておくと安心。薄手で畳みやすいものを
赤ちゃん用上着・カーディガン
1
機内の冷房で冷えやすい。空港内との温度差に対応
薄手の羽織りもの1枚。脱ぎ着しやすいカーディガンやベストがおすすめ
靴下
2足
機内は床が冷たいので靴下があると安心。予備1足も用意
搭乗するフライトの種類を選びます。国際線は追加の書類が表示されます
大人と赤ちゃんの人数を設定します
「このリストで準備を始める」ボタンでリストを作成します
URLを共有して、パートナーと分担しながら準備を進めましょう
国内線は生後8日以降(航空会社によっては生後3日以降)から搭乗可能です。国際線は生後7日以降が一般的ですが、航空会社によって異なるため事前に確認しましょう。ただし、生後1ヶ月未満は免疫力が低く感染リスクが高いため、医師に相談のうえ判断することをおすすめします。首がすわる生後3〜4ヶ月以降が比較的安心です。
2歳未満は大人の膝の上に座らせれば無料(国内線)ですが、別途座席を購入して子ども用チャイルドシートを持ち込むことも可能です。座席は最後尾通路側がおすすめ。泣いたときにすぐ立ってあやせて、おむつ替えのトイレにも近いです。バシネット(赤ちゃん用簡易ベッド)は長距離国際線で利用でき、前方の壁際席に設置されます。体重10kg以下・身長70cm以下が目安で、事前予約が必要です。
離着陸時の気圧変化で赤ちゃんが泣くのは耳の痛みが原因です。対策は「飲み物を飲ませる」こと。授乳・ミルク・おしゃぶり・ストローマグのいずれかで嚥下運動を促せば、自然と耳抜きができます。離陸と着陸のアナウンスが流れたタイミングで授乳やミルクを開始するのがコツ。すでに寝ている場合は無理に起こさなくても、睡眠中は自然に耳抜きされることが多いです。
乳幼児用のミルク・離乳食・飲料水は、通常の液体物持ち込み制限(100ml以下)の対象外です。粉ミルク、液体ミルク、レトルト離乳食、赤ちゃん用の水やお茶は必要量を機内に持ち込めます。保安検査で「乳幼児用です」と申告すれば開封検査や味見確認で通過できます。国際線では国ごとにルールが異なるため、乗り継ぎがある場合は経由国のルールも確認しましょう。
長距離国際線の多くでバシネットを利用できます。壁際の前方席(バルクヘッド席)に設置され、体重10kg以下・身長70cm以下の赤ちゃんが対象です。人気が高いため予約は搭乗券購入後すぐに航空会社に電話で依頼しましょう。ネット予約では選べないことが多いです。バシネットは離着陸時と乱気流時は使用できず、赤ちゃんを抱き上げる必要がある点に注意してください。
空港には授乳室やおむつ替え台が充実しているので、搭乗前に利用しましょう。セキュリティチェック後のエリアにも授乳室がある空港が多いです。搭乗口付近ではハイハイや歩き回れるスペースを探して体力を発散させると、機内で寝てくれる可能性が高まります。優先搭乗は荷物の収納にメリットがありますが、機内で待つ時間が長くなるため、あえて最後に搭乗する家庭もあります。赤ちゃんの様子を見て判断しましょう。
フライトの種類を選ぶだけで、必要な持ち物が切り替わります。国際線ではパスポート・海外旅行保険・英文母子手帳など追加の書類が自動表示されます。
耳抜き対策のタイミング、液体ミルクの持ち込み申告方法、機嫌対策グッズの出し方など、赤ちゃん連れフライト経験者ならではの具体的なアドバイスを掲載。
URLを送るだけでパートナーとリストを共有。「機内用ポーチはママ」「スーツケースの荷物はパパ」とリアルタイムで準備状況を確認しながら分担できます。